私による偏差値低めの関ジャニ∞新アルバム『ジャム』感想③


アルバム『ジャム』感想、ついに最終章です!


kxxs2.hatenadiary.jp
kxxs2.hatenadiary.jp



13A:ノスタルジア

丸・安・錦・大 年下組ユニット曲

『エモい』という言葉はこの曲の為に作られた言葉だと思う
まじでエモい。はんぱなくエモい。エモい以外の語彙を失う。

『エモい』とは
emotional(エモーショナル)から来ている主に音楽で使われる言葉で哀愁のある・切なげな、あるいは情緒あるといった意味です

そう、切ない。なんだかとっても切ない。歌詞を全て取っ払っても音だけで切ない。
初めて聴いた感想がテラスハウスみが凄い。シリアスな場面で流れそう』だった自分を殴りたい。

この曲の歌詞は『君』に誰を当てはめるかで色々な捉え方の出来る歌詞だと思う。
誰が相手にせよ切ないことには変わりないけれど、聴く手によってそれぞれの物語が出来上がるというか…
歌っている4人の気持ちに当てはめるも良し、関ジャニ∞に当てはめるも良し、自分の立場に当てはめるも良し、この曲の中にいる主人公に当てはめるも良し。*1

それにしても年下4人全員歌が上手い。なのにそれぞれの声の特徴がバラバラ。そこが最高なんですよね。
全員の声が堪能できる素晴らしい曲です。

・ライナーノーツに書いてあった「トロピカルハウス」の意味が、イントロを聴いて何となく分かった気がした
・なんて言っていいか分からないけど、この機械音みたいな雰囲気が大好き
・ハモりの有り無しがコロコロ変わっていくから聞いていて耳が楽しい
・サビの最後「歌ってる」だけ他の音が消えて歌声だけになるのがまたエモい……
・2番始まって、やっぱり私は丸山さんの声が大好きです……ってひれ伏しました……
・2番のサビの最後「信じてる」で凄い高音ハモりしてる声が好き(多分まるちゃん)
・逃れられないメビウス 苦しくて愛しいライフ
「どこへでもいけるさ」の亮ちゃん、キーが高くて声出しにくそうなのがまたいい
・落ちサビのパート割……丸→大→安→錦って一人ずつソロで流れていくところ……こんなのずるい………
・ここでエモさの頂点に達した
・ラスサビでようやく全員サビに参加するんだね……(多分)
・歌詞からパート割から全てがエモいし最高
・エモいしか言ってなくてごめんなさい



13B:Answer

横・渋・村 年上組ユニット曲

「三馬鹿でタイトルが『Answer』で、めちゃくちゃバラードな曲きたらちょっとしんどいな。受け止めるのしんどいな。泣くのとかきついな。」
って思ってたんですけど、初めて聴いた時イントロがどちゃくそにコミカルだったから「お~~こういう感じね!明るい感じね!おっけおっけ!」って油断してたら歌詞がどちゃくそに重くてどっちにしろしんどかったというオチ。

よく考えたら、いくら明るい音でも三人の楽器の音入ってるだけで泣ける、、

プロデュースしたすばるさんによると、
・指パッチンは夏のリサイタルで三馬鹿が披露した少年隊のイメージからきたもの。
・最後の方にゴニャゴニャ言ってるのは村上さんの考えた四文字熟語の声を加工したもの。
・この曲は楽に歌いたくなかったのでキーはわざと高め
・歌詞は絶対3人の歌詞が良くて、3人の言葉が無いと嫌だった

だそうです。

これが今の三馬鹿。ストレート過ぎる歌詞で顔面ストレートをもろに食らいました。
複数人で作詞した場合って「ここの作詞した人誰?!」ってなりません?
でも分からないからこそ色々想像出来て楽しいのかもなぁ。
ちなみに『守るべき未来のため嫌われ者を選んだ』は村上さんであってほしい。

・出だしのコミカルさ
・ピアノ→ハーモニカ→トランペットって来た時の底知れぬ感動
無駄なものそぎ落として軽くなったから少しは重いもんも背負えるかなって。横山さんでしかなくて。本当に、一行目からグッとくる。
「自分が〜っあ〜」が好き
・サビだけ少し声に加工かかってるのかな…?
・間奏の異世界感が凄い。
・横山さんも村上さんも歌上手くなったなぁ…(何様)
・やっぱり少し高めのキーの方があってると思うんですよ2人には!!!
・ラ〜リラリラ〜がめちゃくちゃいい!!!!!
・すばるさんの透き通る声はもちろんだけど、左耳から村上さんの下ハモ、右耳から横山さんの上ハモ聞こえてくる(TT)最高に泣ける(TT)
・最後にグニャグニャって音(村上さんの四文字熟語)少しホラーな感じがして怖い…
・最後に迫ってくるような指パッチンで終わるの、次のステージへ行く合図みたいに感じて泣ける。
・『ここから次のステージへ』三馬鹿が出した答え



通常13:生きろ

渋谷すばる 作詞作曲 『生きろ』

字面だけで強い。
『生きる』って言葉だけでも凄く重みがあるのに、それが命令形で、しかも渋谷すばるから発せられてるという…パワーワードが過ぎる。

この曲はメンバーの声と音だけで作られているんだそうです。
すばるさんが最低限のコードだけをプレイした音源をメンバーに渡し、それぞれが自分の奏でる音を考えて出来た曲。
だから一つ一つの楽器の音に凄く聞き入ってしまうんですよね。
ここのギターも、ここのトランペットも、ここのキーボードも、ここのベースも、ここのドラムも、音を作ったのは彼ら自身だって考えると胸が熱い。

それと歌詞。
私、特に夢が無いんですよ。昔から。仕事もあくまでお金を稼ぐため、よりよい生活のためにしているのであって、何か目標とか希望とかを持ったことがあまり無くて。
だからこそ、目標や夢に向かって頑張っている人を見ると少し羨ましい気持ちになったりするんですけど。

でもこの曲は『もっと夢や希望を持って前へ進め!』ではなく『夢や希望なんてなくたっていいからあなたを生きて』って言ってくれるんですよ。
すごく、心にズシンときました。
他人と比べる必要なんてなくて、私を目一杯、今を目一杯楽しく生きれれば最高だなと。

あーーだめだ。書いてて泣きそうになってきました。
しかもこの歌詞書いたのすばるさんですよ~~無理無理~~泣くよ~~
拝啓渋谷すばる様 素敵な歌詞を曲をありがとうございます。

・勢いのある泥臭い雰囲気の出だしがすばるさんらしい
・Aメロ「怖がってた~」の後に入るキーボードの「テレレーレレー」って音がとっても好き。
・どれくらい好きかというと、この音を聴くためにこの曲を再生するくらいには好き。
・Bメロに入る直前のベースがかっこいい
・Bメロから一気に音が分厚くなる。ここのトランペットがまたいいんだ、、、
・サビ、最初は全員でユニゾン「あなたを生きて~」からハモリ、「誰でもないあなたを生きて」でまるちゃんのソロ、最後「生きて」で全員ユニゾン
・この流れが最上級に泣けるし、歌詞がグッと心に入ってくる。
「生き進め~」でどんどん激しくなってくるエレキの音が凄い。これを弾いてるヤス(おそらく)が早く見たい。
・イヤホンで聴くとライブのバンドの時の立ち位置でそれぞれの声が聞こえてくる(例えば丸の声は左耳、ヤスの声は右耳)のがはっきりと分かる。



通常14:JAM LADY

安田章大 作詞作曲

さぁみんな、安田章大大先生を敬おうじゃないか。
本当に凄いよこのお方。天才としか言いようが無いです。素晴らしい。
また安田さんの提供曲に新たなジャンルが加えられたなという感じです。
作る曲の幅が広すぎて本当にビビる。
JAM LADYの後にDye D?聴いて、クルトン聴いて、アイライロ聴いたらもう頭大混乱ですよ。凄いお人だ。

とりあえず韻の踏み方がえげつないです。なんか、ずっと踏んでます(雑)
多分全て検証したら凄い数になりそう。
韻を踏む単語をこれだけ並べることの出来る安田さんの脳内は一体どうなっているのだろうか。覗いてみたい。

あとエロいよね。どうしても気になっちゃうよね。エロいよね。
安田さんが作詞したと公表した上でこの歌詞大丈夫?いやこっちとしてはむしろありがとうご馳走様ですと言う感じn(略)
下ネタスイッチONで歌詞を見つめるとあれもこれも全てそっち方向に捉えてしまって私の中のメスが騒ぎ出すんですけれども。

そして安田さんさすがだなと思ったのは、ファンの需要分かりすぎてるなってところ。
大倉さんのドドド低音パートもすばるさんの「ハ~あかんてぇ~」も亮ちゃんのgrind連呼も村上さんに「バカになろうぜ」言わせたのも横山さんに「明日のこと気にすんなよ」言わせたのもまるちゃんの低音と高音のギャップ取り入れたのもヤス自身も「ん~まぁ♡」ってキス音いれるところも。

・めちゃくちゃ女の人の声入ってる
・これはライブで……水着のお姉さんうじゃうじゃパターンかな?
・ちょいちょい入ってくる合いの手が盛り上がりに拍車をかけてとってもいい
亮ちゃんのオゲレツパートを聞くとどうしてもニューハーフが脳内に現れる
「fake make love より make jam」でどんどんハモりが入って来てサビにかけて音が分厚くなるの大好き
・めちゃくちゃハモり綺麗
・大倉さんの超絶低音ボイスかっけ〜〜〜〜!!!
・この時すばるさんが「ははははっ」って普通に笑ってるの気になる
「すぐタートルケロケロ〜」で出てくるまるちゃんの高音可愛らしいな〜(和み)ってなってたら「囁く声に〜」っていきなり低音で色気醸し出して来て、そしたらまた高音に戻って、油断してたら最後「跨がる俺に♡」で絶句
・丸山担振り回されまくり問題(ありがとう安田大先生)
・まるのパートの時に右耳でめっちゃ可愛い声で「アーハン♡」って言ってる人可愛い(多分ヤス)
・いやすばるさんのパート男すぎて無理。性的に無理。好きすぎて無理。
「どうしよー 暴走とまんねー」無理無理
・Y談とは?パイタンとは?
・身も心もバカになれるし、明日のこと気にしないからライブで思いっきり「はーい!」って叫ぶね!(ライブで披露される前提)
・フライトし放題の後の「ん~まぁ♡」はヤスがカメラに向かって全力のキス顔するでしょうね(ライブで披露s(略)
・パッと見ちょいとエッチなお色気歌詞にしか見えないのにこの中にヤスの伝えたいことが隠れてるんだと思うとどこまでも深いね作詞の世界。




通常15:Traffic

錦戸亮 作詞作曲

さぁみんな、錦戸亮大先生を敬おうじゃないか。
かっこいい。とにかくかっこいい。それが第一印象。
スピード感があるメロディーに、ストーリー性のある歌詞。
癖になりまくります。私はこの曲の再生回数が一番多いと思われます。
と、同時にアルバム曲全ての中で一番好きな曲でもあります。

タイトルの『Traffic』はアルバムの『ジャム』と合わせて『Traffic jam』つまり交通渋滞ということを表しているそうなんですけどおしゃれすぎませんか?
錦戸さんのそういう一癖も二癖もある曲作りが好きです。

まず、イントロのアコギからすでにかっっっこいい!!!
そこからドラム、ベースとどんどん音が分厚くなっていく様子が、車が加速していく様子を表してるようでこちらのテンションも加速していきます!!!

歌詞の中にはたくさんの仕掛けがあるんだと思うんですけど、その中でも好きなのは、最初は弱気でマイナスな発言が多い中、後半に行くにつれどんどん自信に満ち溢れて、最後には完全に前しか向いてない心情の流れ。

1番:I'll just keep driving on moving forward.
最後:I'll just keep driving on going on my way.

ただひたすらに愚直に前へ進んできた人達が、きちんと自分たちの行く道を定めて明確に前へ進んでいく。...かっこいい

これはやっぱり関ジャニ∞の事を思って書いたのかな。だとしたら亮ちゃんのグループに対してのスタンスは途轍もなく高い場所にあるんだなぁ。
亮ちゃんのその真っすぐさはファンや周りにいる沢山の人をも巻き込むパワーがあると思う。

・出だしのアコギのかっこよさたるや。
ダ~ラダラ」って強い口調でかったるそうにいう安田さん。尼ってて最高。
「踏むブレーキ」油断すると「ブブブレーキ」に聴こえる。最初そう聴こえた。本当に聴こえるから聴いてみてほしい
「ドキドキすることに励んでるの?」ウグッ…亮ちゃんが作る曲の中で時々出てくるエロ要素がたまんないんだよね…たまにだから余計リアルでエロい。
・Bメロのメロディーかっけぇ~~~~!!!!!!!!!
・このスピード感というか迫りくる感じがたまらなく好き!今から面白い何かが始まるようなドキドキ感!
「気づけばケツ見せてずっと先に」一生歌えない。絶対噛む。
・サビの最後にオチというか決め台詞的なのがある曲が大好きなので例にもれず今回も大好きです。
・すばるさんに「美人なお姉さん」パートを与えてくれてありがとう。
・すばるさんはライブの時にここで客席を指さしてウインクしてください。
・このね~~亮ちゃんのナンパパートたっまんないよね~~。おしゃれが過ぎるな本当に~~す~~ぐついてくよわたしゃ~~
・Cメロで演奏が静かになってBメロになったところでドラムが小刻みになる時の「そろそろでかいのくるぞ感」が物凄いワクワクする
・ここのBメロ、まるちゃんから始まってどんどん声が増えてくのも楽器の音が増えてくのもやばい!!!
・そしてラスサビで爆発ですね。完全燃焼。あざっした。
「I'll just keep driving on going on my way.」のメインボーカル二人の迫力。最後にこの言葉を叫んで終わるのかっこ良すぎる結末




アルバムレビューは以上になります!
なんだかワーワー騒いだだけみたいなところありますね!すいません!
ライブ参戦する前に書ききることが出来てよかった!
全部読んでくださった方は果たしていらっしゃるのか!長々と失礼しました!

*1:ちなみに私は最終的に内くんに当てはめてしまい、無限の切なさループにい陥りました。深くは語らないでおこう…