愛してる 愛してない

愛 だ ろ う 愛 し か な い 。

「泥棒役者」私的感想


ヘイ!!!みんな元気かい!!!
泥棒役者の感想のようなもののようなものを書くぜ!!!!

私はドラマでも映画でも、登場人物(主に主人公)に対してかなり感情移入してしまうタイプなので、物語の方向によって感情が激しく上がったり下がったりします。

悲しい場面だと眉間にしわ寄せて口がへの字になっちゃうし、楽しい場面だとひたすらニヤニヤしてます。顔面が忙しい。ふと我に返った時の恥ずかしさがスゴイ。

ということで基本的に客観的な感想は書けません(ダンダンッ)
なので感想、、、というか私の感情の移り変わりというか、、、を書きます(??)




出だしからはじめくん(と美沙ちゃん)に心を持ってかれる

この映画は、主人公の大貫はじめ(丸山隆平)とその彼女である美沙ちゃん(高畑充希)との幸せな同棲生活の様子から始まる。

天ぷらを揚げている美沙ちゃん。
「出来たものから食べってって~」と、揚げたての美味しい天ぷらを、はじめくんに食べて欲しい様子。

対して、揚げたての天ぷらたちを前にして、一人で出来立てを食べるのではなく「美沙ちゃんと一緒に食べたい」と、ジッと待ってるはじめくん。

お互いがお互いを想いあっている幸せそうな様子に開始5分にして涙がじんわり出てきた自分に驚く。
さすがに涙腺が緩すぎる。

ぶっちゃけると、このシーンを見て「あ~~、まるちゃんが一般人だったらこんな風に彼女と同棲とかしてたんだろうな~~。こんな風に幸せになってほしいな~~。」なんて思いがほんのり頭によぎったり…そこから出た涙でもある。(激重)

映画が始まってわずか数分の間に私の心は完全にこの二人に持っていかれた。
「幸せになってほしい」って感情が心に溢れた。

はじめくんの優しさと美沙ちゃんの愛嬌には人を惹きつける魅力があるんだよなぁ。



天敵、元泥棒仲間・畠山(宮川大輔)の登場

ここのシーンは本当に腹立った~~~!!!
よりによって美沙ちゃんの誕生日に!!!デートの待ち合わせのタイミングで!!!畠山め!!!
私はもう開始5分で強火はじめカップル担になったので、ここのシーンには怒りしかなかった。

ってのは嘘で、その怒りの中には恐怖心もあった。
なんせ宮川さん演じる畠山の雰囲気、勢い、話し方、声、無理やりさ、顔、全部怖かった
ただの輩。ビビりの大敵。
「はじめくん!こんな人に言いくるめられちゃだめ!!!」と思う反面、
小心者のはじめくんが畠山に言い返せないのも分かるなぁ…という気持ちになってしまった。
最終的に言いくるめられて、はじめは畠山の泥棒の手伝いをすることに...



濃いキャラクター達と勘違いのオンパレード

豪邸に忍び込んでからはもうドキドキが止まらない!見つからないで!誰も来ないで!って

そんな願いも虚しく、次々と濃いキャラクターに見つかっていくんですけど、まずは空気の読めない営業マン轟さん(ユースケ・サンタマリア)
突然入ってきて物凄い大きな声で半ば無理やり営業を始める姿に、最初はイラッとしたものの、段々その強引さがツボにはまってしまい爆笑してしまった。
普通あれだけ断られたら諦めるだろと(笑)
無駄に声張るし(笑)

そしてお次はこの豪邸の主、絵本作家の前園俊太郎先生(市村正親)
前園先生、めちゃくちゃキュートで可愛らしい。物事をあんまり深く考えない適当さ(指輪落ちててもまぁいっか的な)がまた好感を持てる。
でもはじめに説教する場面を見て、本当は情に熱くて真面目で優しい人なんだろうなぁと印象が変わった。

前園先生の編集者として家にやってきたのが奥さん(石橋杏奈)
この人は気が強くて頑固!!!ズカズカと人の心に入ってくるタイプ!!!
脳が完全にはじめくんの味方になっている私は「ちょっともう!この人うるさい!」と最初の方は思ってしまった(笑)


そして
この3人が面白いくらいに勘違いしてくれる。
見ていて感動するくらい絶妙に勘違いしてくれるもんだから気持ちがいい。
アンジャッシュのコントを思い出した。

途中で轟さんが『おや…この状況…おかしいぞ?』みたいな顔をしたので、ついにはじめが泥棒だということがバレてしまったか…と思ったんですけど、まさかの結婚届というオチで盛大に笑いました。
見ているとマジで感情が忙しい。ヒヤヒヤさせといてすぐ笑わせてくる。楽しい。


物語が進むにつれてこの3人への感情や印象も変わっていきます。
表向きは明るそうでも、元気そうでも、うるさそうでも、無茶苦茶そうでも、心の中では色んな感情を抱えていて、そういう人間のいい意味での表と裏が見えて、つい応援せずにはいられなくなる。

4人で新しい原稿について楽しそうに意見を出し合ってる姿を見て、最初ははじめくんの味方でしかなかったのに、いつの間にか4人の幸せを願っている自分がいた。



そんな中現れる、隣の家の住人、高梨仁(片桐仁)
も~~~~~ね、この人がまためちゃくちゃうるさい!
ちょっとした物音ですぐに文句言ってくる!!!
うるさいし自分勝手だしうるさいしいやらしいしうるさい!!!嫌味で形成されてるのか?って思うくらいファーストインパクトひどかった!!!
こんな人が隣人だったら最悪だなって思う最高ランクに位置するような人(ボロクソ)

でも...この人ね...実はユーチューバーでね...頑張って色々工夫したりしてるんだけど再生回数が全然伸びてなくてね…ほら...なんかいたたまれない気持ちになってくるじゃん…?可哀想になってくるじゃん…?

そんな自分の不甲斐なさ、やるせなさにイライラしちゃって、隣に文句言う事でしかストレス発散できないのかな…なんて思ってたらだんだんと切ない気持ちになってきてね…

いやまぁ、そんだけ再生回数少ないなら諦めたほうがいいし、普通に働けって話なんですけど(笑)

だけど隣の家で楽しそうに笑う4人を羨ましそうに見つめる目を見た瞬間に

お前さんも幸せになってくれ
。゚(゚´Д`゚)゚。

ってついに大嫌いだと思っていた隣人まで応援しだしましたよ私は。



クライマックス!はじめの正体がバレる!

ずっとクローゼットに隠れていた畠山の存在がついにバレてしまった場面。
正体がバレても怯むことなく、ナイフでみんなを脅し、「もうやめよう」というはじめの意見も無視、凄い形相で怒鳴り、みんなを拘束させる。

その圧に追い込まれ、畠山の命令でついに金庫の鍵をあけ始めるはじめくん…
やっぱりはじめくんは弱い心のまま、これからも生きていくんだろうか。。
頭の中はもう絶望でいっぱいでした(※単純な性格です)


でも違った!
はじめが金庫を開けたのは畠山に指示されたからではなく、先生のためだった。
「ありましたよ!」って嬉しそうな表情で振り返った時のはじめくんの顔。

涙涙涙

そんなはじめくんを見て、ついに暴行し始める畠山。
くそぉ…畠山め…お前は…お前だけは….(ここで私の畠山への怒り度MAX)
暴行されながらも必死で先生の宝物を守ろうと耐えるはじめくん(ここで大号泣)


そんな中、さっき高梨さんがこっそり呼んだ警察が到着。
畠山は逃げ、はじめが犯人かと疑われる中、轟さんを筆頭にみんながはじめをかばいだす。
一度は騙された相手なのに…ここは本当にグッときた…


このたった一日の出来事や出会いが、4人の今後の人生を今までよりずっと輝かしいものに変える大きなきっかけになったのかな…
次々とみんなが笑顔で豪邸を去っていく姿を見てそう思った。
この後この4人がどうなったのか知りたいなぁと思った。



天敵、畠山再び登場

豪邸を後にして、急いで美沙ちゃんの元に走るはじめくん。
そしてまた出てくる畠山。

ま~~た~~か~~~(絶望)

せっかく平和な雰囲気で終わりを迎えようとしてたのにまた邪魔する気か~~~!!!違うだろ~~~!!!このハゲ~~~!!!
多分映画館にいる私の顔はこの時とんでもない輩の顔になってましたよ。アウトレイジもびっくりレベルの。

このタイミングでこいつの顔だけは一番見たくなかった、、、出てきた瞬間に「うっわぁ」って思った、、、

そしてまたグダグダと怖い顔してはじめを追い詰める畠山。懲りない。でも怖い。はじめくん負けないで…!!!!

「則男さんもまだ…終わってないニャー…ですよ」

…………はじめくん
。゚(゚´Д`゚)゚。

その後地面に落ちたお札を必死に拾う自分に対して畠山はどう思ったんだろうか。
はじめくんの言葉は畠山の心に響いたのだろうか…
畠山のことだけは最後まで好きになることが出来なかった。



ようやく美沙ちゃんの元へ!

はじめが家に帰ると部屋は真っ暗、、、
はじめがなかなか帰ってこないから、拗ねてベットで寝ている美沙ちゃん。

可愛い。。。。。。。

そうだよね、、、誕生日デートドタキャンされたんだもんね、、、ダメージでかいよね、、、でもグチグチ言いつつ許してくれる美沙ちゃんの天使っぷり、、、そんでモンスター級に可愛いナチュラル童顔フェイスにジェラピケのもこもこルームウェアがなんて似合うこと、、、


おっと、話を戻します(笑)

ここで、はじめがずっと言えずにいた自分の過去について美沙ちゃんに打ち明けます。
「僕は美沙が思っているようないい人じゃないんだよ」(ニュアンス)

このはじめの言葉に美沙ちゃんが真顔で返した言葉。

「いい人って何?」

この映画の中で一番心に響きました。
はじめにとっての『いい人』が自分に当てはまらなくても、美沙ちゃんにとっての『いい人』ははじめに当てはまる。
美沙ちゃんははじめの過去を知った上で、はじめに惹かれた。

周りの評価とか常識に左右されずに自分の感性を信じて貫く美沙ちゃんは本当にかっこよくて強い女性だなと思った。
こういう人がきっと幸せを手に入れるんだよなぁ。素敵。

映画全体を通して見ても、美沙ちゃんの人柄に惹かれる場面がたくさんあって、こんな女性になりたいなぁ~って思わずにはいられなかった。



そしてエンドロールでのサプライズ

ついにやってきたエンドロール。
自担初主演映画のエンドロールで自軍の曲が流れるエモさ加減は凄まじいぞと、他担の方からも聞いてはいたけども、ここまでとは。

躓いてばかりの僕を
君だけは笑わなかった

この曲、、、はじめの曲だ、、、って思った瞬間に涙がダダーっと溢れてきました。
一度破壊したダムは留まることを知らずに流れ続ける。止まらない。

これはどうしたもんか、、、と思ってたら曲が途切れて画面が明るくなった。


そこに映っていたのは畠山だった。
登場人物の中で私が唯一最後まで好きになれなかった男。

その男が、、、タマの着ぐるみを、、、着ている、、、、


は、畠山ぁぁ。゚(゚´ω`゚)゚。

正直、最後にお札を拾うシーンを見て『この人は変われないんだろうか。。どうすれば畠山は変わることができるんだろう。。』と思っていたので、はじめくんの勇気ある一言で更生できたのだとしたらもう本当に嬉しくて。

無事、登場人物全員が幸せな未来へと歩み出したという事実に胸がギューっとなりました。


そして映像は本屋さんの店頭に切り替わります。
そこにはタマとミキの新作らしき本が!!!

「タマとミキとモジャ」

モジャーーーーー!!!!!
絵本の表紙にはモジャ(はじめをイメージして書かれたキャラクター)の姿が!!!
孤独で寂しい人生を贈ってきたモジャが笑ってる、、、

。・°°・(>_<)・°°・。


最高に感極まっている中、曲の音量が上がります。


「嘘~に~なるまえに!」

『応答セヨ/関ジャニ∞


大号泣
声を漏らさないようにハンカチで抑えることに必死(笑)

本当に、最後の最後まで愛がたっぷり詰まった素敵な映画でした。
西田監督、あっぱれです。

こんなに何回でも見たいと思える映画初めてで、まるちゃんが主演ということを抜きにしてもすごく好みなストーリー、演出でした。
この作品と、この作品を演じてるまるちゃんに出会えて幸せだなと噛みしめてます。


と!!!!思ってたら!!!!

来年春、舞台化決定おめでとう~~~!!!!
まだ終わってなかったニャーーー!!!!
楽しみにしてます!!!!


舞台挨拶メモ

ありがたい事に、舞台挨拶に行かせていただきました。
当日のツイートを残しておきます。

本当に幸せな時間でした。
一生の思い出。