2017年8月5日
私はこの記念すべき日を一生忘れない。忘れたくない。
だから、記憶が鮮明に残っている今のうちに、記録に残しておこうと思います。
その時の状況とか、感情とか、細かいところまで。
今から書く事は、私が人生で初めて、自担である丸山隆平さんにファンサをしてもらったという内容の話です。
この手の話題が苦手は方はご遠慮ください。
(この日の事を1㎜も忘れたくないので無駄に詳しく書きます)
(ステージ構成のネタバレはありますが、その他ネタバレはしないです)
私はこの日、チケットを交換させて頂いた方と同伴で参戦することになっていて、
私と私の友達(丸担)と取引相手の女性二人と共に会場に入る予定でした。
初対面の方とライブに参加するという経験があまりなかったので緊張していたけど、いざ会ってみると優しさと思いやりの塊のような方々でした。
初対面の私たちに
「私たち車で来たから、帰りホテルまで送って行きますよ!電車混んで大変だろうし!タクシー代わりに使ってください!」
と言葉をかけて下さったのです。
こんな優しい人って世の中にいるんだ…え…天使…????
って思って固まりました。
チケット交換してもらえただけでありがたいのに。本当に感動しました。
今回は入場してから席が分かるという仕組みになっていたんですけど、
私はあまり席にこだわりが無いし、特に席運がいいって訳じゃないし、今回は全然期待もしていませんでした。(何ゲートかも聞いてなかったレベル)
スタンドの上の方かな~くらいに思ってました。相方はうちわさえ持ってきて無かったです。
そんな中、会場入り。
本当に何も考えていなかったのでパパ~っと発券して、入場して、
「あ、そういえば席どこだろう」
って券をみたらアリーナの文字。
時止まりましたよ。予想外過ぎて。嘘だろって。
その後4人でキャー!アリーナー!やったー!と盛り上がりました。
いやいやいやいや、ちょいまてちょいまて
喜ぶ前に落ち着け。お前は大体運が無い人間なんだ。アリーナと言ってもめちゃくちゃ端の方だったり、柱でうまい具合に見えなかったり、前の人が背高すぎて見えなかったり、そういうヲタク人生歩んできただろうよ。一旦落ち着け自分。
割と『期待して落とされる』事が多い人生を歩んできているので、あまり期待しすぎないように自分の感情をセーブしました。
そしていざ、席へと向かいます。
うお~~~~~凄い~~~~~アリーナにいるよ私~~~~(混乱)
本当に心の準備が出来ていなかったので、その分混乱がひどかったです。
結果、辿り着いた場所↓
花道の真横。ちょうどトロッコに乗り降りする場所。
何ここ…やばくない…???
近い。限りなく近い。目の前に花道がある。
ここにメンバーが立つの?近すぎない?え、信じられない。ウソウソカワウソ。
一種の恐怖のような感情に襲われました。
ステージに近すぎると人間って恐怖を感じるんだね。学んだ。
ここでもう一度4人でキャーキャー盛り上がりました。
こんな近い席初めて!ってみんなが言っていて、ファンサもらえたりとかしたらどうする~~?!?!とか言ってはしゃいでいた。
いやいやいやいや、ちょいまてちょいまて
再び私の中の横山さんが私の心にツッコミを入れてくる。
そう、私と言えば生粋の干されヲタである。
『干される』って言葉、あんまり好みではないんだけど、ここで敢えて使ってみました。
凄いんですよ私。今まで沢山の現場に入ってきたけど、ファンサなんてまともに貰ったこと無いんですよ。まじで。
割といい席には何回か入ったことあるんです。
目の前に次々とメンバーが通るような席とか。トロッコが沢山通る場所とか。
でも見事にこちらを見てくれない!!!目もあったこと無い!!!
うわぁ~やっとまるちゃんきた~!と思ったらクルッと後ろを見る!私は全力でお尻を見る!
そんなジャニヲタ人生を長く歩んできたので、ファンサに期待しても最終的に凹むだけだ!やめとけ!と自分の本能が訴えかけてきました。
そんな中、ここでまた同行者のお二人が優しい声を掛けて下さいました。
「まるちゃん来たら(花道側に)場所変わりましょうね!」
元々は同行させて頂く立場なので、席は花道から遠い方の二席に座っていたんですけど、まるちゃんが近くに来たら代わってくれると!言ってくださったのです!
か、神様だ!!!!
世の中にはこんな優しい方も存在するのか…とひれ伏しました。全力でお礼を言いました。
しかも軽く見渡した感じでは、周りの席にあまり丸担さんがいなかったので、『これはもしや...本当に可能性があるかもしれない...』とライブ前に緊張で吐きそうになってました。
そして、ライブが始まる。
ちっ近い!!!予想以上に近い!!!
普段、画面や紙面でしか見られない彼らが目の前を歩いている。
確かにここに存在している…...生きてる!!!(これはライブの度に思う)
そしてその時は来ました。
とある曲の途中で、まるちゃんがセンターステージからムビステに乗ってこちらに向かってきました。
つ、つ、ついにきた…!!!
この時(移動中)は私たちとは反対側を向いていました。
ファンサマシーンと化しているまるちゃんの後ろ姿がどんどん迫ってくる、、、
「まるちゃんきましたよ!こっちどうぞ!!!」
同行者さん(神様)が固まる私の手を引っ張ってくれて、私はついに花道最前に立つことが出来ました。
やばいやばいやばい!近い近い!まるちゃんがそこにいる!うわ!どうしよう!無理!足がっ!震えっ!てかなんでエステとか行かなかったの?!もっと可愛い恰好してくればよかった!てかもっと可愛い顔で生まれたかった!うわ~~!
頭の中大混乱です。
まるちゃんの目に入るかもしれないって考えたらまず自分の容姿に瞬間的に落ち込みました(笑)
そして………
ムビステが完全に到着した瞬間に、まるちゃんはこちら側にパッと振り向きました。
目の前でした。本当に。多分2mとかだったんじゃないかな。
顔が綺麗。スタイルが本当に、凄い。足が細くて長くて、もう。もう。
私は、現実に起こっている非現実的な出来事に、ただただ立ち尽くすばかりでした。
そんな時に
「マルーーーー!!!」
同行者さん(神様)が大声でまるちゃんを呼び、しかも「ここにマルのファンいるよー!」とばかりに私たちを指差してアピールしてくださったのです!!!
その言葉に正気を取り戻し、うちわを掲げ、何とか手を振る私。
それに気づいたまるちゃん。まるちゃんと目が合う私。
少しかっこつけたようにフワッと笑いながら、こちらに両手を振ってくれました。
その直後、いきなり激しくオリジナルダンスを踊り出すまるちゃん。
セクシーな雰囲気でクネクネと体を動かして目の前で踊るまるちゃん。
ダンスというより乱舞でした。華麗に舞い踊る王子様。
そしてそのしなやかな動きのまま、華麗にトロッコに乗りこみ、颯爽と過ぎ去っていきました。
トロッコの上で、最後に頭をバンッと振った時にフワフワの髪から飛び散った汗がキラキラしていて本当に綺麗で。
とても同じ人間とは思えないほど美しかったです。
一瞬の出来事でした。
ライブの日はあまり水分を取らない(絶対トイレに行きたくないから)派なので、体の水分が汗として全て出てしまい、泣いてるのに涙は出てきませんでした。
ただ、足が尋常じゃないくらいガクガク震えて、心臓もバクバクで、立っていられなくなり、一旦座り込みました。
でもせっかくライブに来てるのに、見ないなんて勿体ない!とすぐ思い直し、足の震えが止まらないまま立ち上がってペンライトを振りました。
よくDVDとかで、ファンサ貰った人が泣いてたり、発狂してたり、座り込んでたりしてる映像ありますけど、今ならその人たちの気持ちが分かる。
ファンサの威力の凄まじさを身を持って実感しました。
「ファンサもらえましたね!おめでとうございます!あれは確実ですよ!」
同行者さん(神様)の一言で、『あぁ、私本当にファンサ貰えたんだ。気のせいじゃないんだ。』とリアルに感じることが出来ました。
こんなに確実に『自分へのファンサ』を認識出来る事ってあまりないですよね…
何て恵まれているの私は……
「あのダンスも二人に向けてしてるように見えましたよ!」
Oh……God………
例え勘違いだとしても、そうやって言ってもらえる事って凄く嬉しいんです。
私たち以外の沢山のファンが会場にいるんだから、あのダンスが私たちに向けてのファンサだったかは分からないけど、というか、多分違うと思うけど、「私たちのためにしてくれた!」って思ってる方が幸せじゃないですか。
しかもそれを自分以外人から言われるのなんて、もっともっと幸せじゃないですか。
だから私は、世界一幸せな勘違いをしようと思います。
私の華々しいジャニヲタ人生に、また一つ特別な思い出が増えました。
丸山さん、私に幸せをくれてありがとう。
もっともっと丸山さんのことが好きになりました。
ますますあなたの魅力から逃れられなくなりました。
まぁ、逃れる気もないんだけどね。
それともう一つ。
Twitterにてファンサをもらったことをツイートした際に、たくさんの方から反応を頂きました。
近づいてくるにつれて高鳴る心臓。固まって声も出なくて、手を振る事しか出来なかった私に優しく微笑んで両手を振ってくれた。目の前でヒラヒラと舞って、そのフワフワの髪から大量に飛び散る汗がライトでキラキラに輝いて眩しかった。一生忘れません。
— にゃろめ (@NYARO______) 2017年8月5日
「おめでとう!」
「自分の事のように嬉しい!」
たくさんのお声かけを頂きました( ; ; )
優しさに泣きました( ; ; )
周りの方に恵まれていると改めて実感しました。
幸せな気持ちでいっぱいです!!!
ありがとうございました!!!
しばらくはこの思い出を胸に前向きに生きていこうと思います!